June 09, 2006
先史文化論 ６．８
今週の先史文化論は炭素年代測定の続き。年輪年代法について説明した後、炭素年代測定の暦年較正、海洋リザーバー効果について解説した。弥生開始期の年代が問題となっていることなどを話題として、最近の学会での動向などを説明した。
その後、熱ルミネッセンス法、電子スピン共鳴法などについて解説し、理化学分析を考古学でどのように利用するか、協力するか、分析を依頼する上での問題点、考古学的な検討と理化学分析での結果とがもたれあいにならないようにすることの重要性など話した。
Comments
YUZOU:
はじめまして。
教えていただきたいのですが、旧石器時代前〜中期の時代の地層中から、またしても見つかったと言う“石器”があるのですが、石器表面が、最近削られた物であるか、当時削られ物であるかを判定、又は剥離年代を測定する方法は、ありますでしょうか。
教えていただきたいのですが、旧石器時代前〜中期の時代の地層中から、またしても見つかったと言う“石器”があるのですが、石器表面が、最近削られた物であるか、当時削られ物であるかを判定、又は剥離年代を測定する方法は、ありますでしょうか。
(November 21, 2006 00:47:48)
YUZOU:
追伸
“石器”の材質は頁岩です。
“石器”の材質は頁岩です。
(November 21, 2006 20:53:52)
